シュトーレンはドイツの伝統的なクリスマスのパンです。
ドライフルーツやナッツ、香辛料をたっぷりと使って生地を仕込みます。
ドイツではこの時期、どこのパン店からもシナモンの香りが漂います。
そして、クリスマスを待つ間、キャンドルに灯をともし、シュトーレンをひと切れずつ食べます。
パン職人は初雪の便りが届くずっと前から、シュトーレンのためのドライフルーツを洋酒に漬け込み始めます。
ドライフルーツの漬け込み具合で今年のシュトーレンの味が決まるので、とても重要な作業なのです。
パン職人の冬支度はとても早いのです。
先週4日より初めのロット分の販売がはじまりました。
ありがたいことに先週中で初めのロット分が完売いたしました。
お客様は昨年もお買い上げくださった方が多く、
「今年のシュトーレンを待っていました」
と、その言葉がどれほど嬉しいことか。
そして、二回目のロット分も無事焼き上がりました。
今年のシュトーレンもあと一回の焼き上がりで終わりです。